見栄を張り続けアコムで借金100万、女を得ず借金を得た男

4年ほど前に友達と食事をして少々のアルコールが入って気分がよくなったところで、友達行きつけのスナックに行ったところ、自分の好みにピッタリ合った女の子がいて、話をしてもフィーリングがあるし、年甲斐もなく一発で一目ぼれをしてしまいました。

飲み屋の女の子に入れあげてしまい、手持ちのお金が底をついたため

4年ほど前に友達と食事をして少々のアルコールが入って気分がよくなったところで、友達行きつけのスナックに行ったところ、自分の好みにピッタリ合った女の子がいて、話をしてもフィーリングがあるし、年甲斐もなく一発で一目ぼれをしてしまいました。

最初は一週間に2回程度のペースで友達を引き連れて、格好つけるために支払のほとんどは奢っていました。そんなことを続けているうちに、なけなしの蓄えをほとんど切り崩してしまいましたが、その女の子も私の気持ちが分かってきたのか、気心が知れるようになったからか、店が暇な時には電話で呼び出されて店に来るようにお願いされたり、美味しいご飯を食べて同伴してからラストまで居たりしているうちに、給料だけではお金が回らなくなってしまいました。

一度は、さすがにもう続けられないと思ったのですが、電話で誘われると断ったりすると、嫌われたり相手にされなかったり、あるいは他の男に乗り換えられるのではないかと気が気でなくなり、容易にお金を用意できる方法を考えたら、
クレジットカードは料金の残高不足による引き落としができなかったことが重なったため、利用停止となっていましたので、消費者金融しかないだろうと思いました。実際に、消費者金融でお金を借りたことはありませんでしたが、彼女との楽しい時間を思い浮かべると、どうしてもお金を用意しなければならないと思い、借りることを決断して無人契約機に向かいました。

自宅の近くにアコムの無人契約機があることを知っていたので、そこに向かいましたが、昔クレジットカードの利用停止があったので、利用可能かどうかが非常に黄気になりましたが、無人契約機でのやり取りで特にとがめられることもなく、無事５０万円の上限でカードが作れ、
とりあえず１０万円を借りました。
借りたその足で飲みに行きましたが、やっぱり少し後悔を感じました。

初めて借金をした時には、遂に一歩踏み出してしまったと思いましたが、その時には少し我慢したらすぐに返せるから大丈夫と自分に言い聞かせましたが、借金に対しての恐怖感は感じていてずっと切れることはありませんでした。特に借金残高が増えていく毎に少しずつこれはまずい、いい加減にしないとどうしようもなくなるとだんだん大きい気持ちとなりました。

情けない生活と返してもまた増える借金

キャッシングマシンに行くと手元のお金が増えて助かった気分となりますが、実際には取引明細の残高は増える一方で、毎月の借金の返済を借りて返すという自転車操業状態が続いていくと、お金がいくらっても足りないようになってしまい、自分の食生活や交友費を削らないと追いつかない状態となっていきました。

しかし、生活の基準を落とすという事はなかなか自分だけの力では難しく、どうしても他人から見た自分のステータスを守っていきたいという下らない意地からどんどん自分を追い込んでいく羽目になっていきました。彼女から電話があると、お金がないから行けないとか、格好の悪い様に見られてしまうことが言えなかったので、
借金を返していく事を選択することはできずに、借金を増やし続けていく事となりました。

今考えると、計画性を持たずに借金を重ね、お金を返すためにお金を借りるという最悪の状態を作ってしまったことが、悪循環の始まりであったと思います。

最後の方には、借金の枠がいっぱいとなり新たに借りることもできずに、満足にご飯を食べることもできず、本当に惨めな生活を送っていました。友達からお金を借りても返すことができない状態が続いてしまったので、お金で信頼を失う事がどんなに惨めであるかという事が骨身にしみて理解できました。

家賃と光熱費は会社の寮であったので心配はなかったのですが、
普段の生活で必要なものまでほとんど買うことができない状態となってしまいました。